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放射線治療科


外来担当表

放射線治療科
午前大久保(第1・3週)村上
午後大久保(第1・2・3週)
村上

診療医のご紹介

 

役 職 氏 名 専門医・認定医等情報 専門領域
部 長 田浦 新一 日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本核医学学会専門医・認定
日本核医学会PET核医学認定医
画像診断
核医学

診療放射線技師の取得資格

 

放射線治療専門認定放射線技師 1人
放射線治療品質管理士 1人

診療科のご紹介

放射線治療について

放射線治療は、放射線を体に当ててがんをはじめとする疾患を治療していくものです。平均して10-30名ほどの患者さんがこの治療を受けています。対象は脳腫瘍、頭頸部腫瘍、肺がん、乳がん、子宮がん、前立腺がん、膀胱がんなどの治療や、全身に転移した骨・リンパ節による症状の緩和など、多種多様の腫瘍が含まれます。一回の治療時間は15分弱で台の上に寝てもらうだけと受けやすい治療であり、主に外来通院で行います。
また、外部から放射線を当てていく治療だけではなく、子宮頸がんに対する膣内照射(ラルス)も行っております。
適応に関しては診察時にお尋ねください。

放射線科で行う治療(放射線治療)

放射線治療とは

放射線治療(放射線療法)とは、放射線のエネルギーを利用してがん細胞を死滅させ、腫瘍を消失・縮小させる治療です。手術や化学療法(抗がん剤)と並んで、がん治療ではよく行われる治療方法です。また、がんの治療だけでなくケロイド(良性腫瘍)の治療にも用いられます。
手術をして身体の形や機能が損なわれるような場合でも、放射線治療では体を傷つけずにがんを治療することが可能です。体への負担が手術に比べ少ないので、御高齢の方や合併症があって手術が受けられない方でも治療できることができます。
当院では、下に示す「外部放射線治療」と「密封小線源治療(腔内放射線治療のみ)」を行っております。

外部放射線治療

体の外側から放射線を照射する治療を言います。
放射線の照射する範囲を細かく設定することが出来るので、正常な臓器にはなるべくダメージを与えずに治療を行います。

密封小線源治療  RALS(ラルス):Remote After Loading System

放射性物質を封入(密封)した筒状の器具(小線源)を、体内に入れ直接治療を行うことを言います。
腫瘍の場所に放射性物質が近づくことで腫瘍を効率的に照射することができ、かつ、離れた正常組織に対しては被ばくを抑えて副作用が少なくすることができる治療です。
婦人科の子宮頸がんなどに対してのみ、膣より器具を入れて治療を行っています。

よくあるQ&A

Q.放射線治療をすると髪の毛が抜けるのですか?

A.放射線は当たったところに影響が出ますので治療範囲に毛根が含まれている場合は脱毛が起こりますが、治療範囲外の毛髪が抜けることはありません。

Q.放射線治療しているときに熱さや痛みなど感じますか?

A.放射線治療で主に用いる放射線は胸部X線写真やCTで使用しているX線と同じなので、熱さや痛みを感じることはありません。

Q.放射線治療は1回どれくらいの時間が掛かりますか

A.治療初日に限り30分程時間を要しますが、翌日からは着替えや位置合わせを含めて概ね15分程です。

Q.通院でも治療ができますか?

A.基本的に通院での治療ですが、抗がん剤治療など併用して行なうこともあり、入院/退院については担当科の主治医と相談が必要です。

Q.どのくらいの金額が掛かりますか?

A.放射線治療にかかる費用(手技料)は簡単な手法ほど安く、高度なほど高くなります。
例) 乳房温存後通常放射線治療(25回治療)
約237,000円~490,000円(10割負担時)

その他

当院での治療内容に関するお問い合わせは下記にお願い致します。

青梅市立総合病院放射線治療受付 0428-22-3191 内線5583

 

 

受診にあたって

当科を受診するにあたって

地域連携室を通してご紹介ください。
TEL:0428(22)3191  地域医療連携室(内線:5327)までご連絡ください。

放射線治療の受診に関して

新規治療外来は週3回(月曜午後・木曜・金曜)、再診は週1回(木曜)、治療は月曜~金曜日の毎日連続で行っています。